島づくり活動
日本三景松島湾に浮かぶ塩竈市浦戸諸島は、桂島、野々島、寒風沢、朴島の4つの有人島で構成されています。松島湾の恵みを生かした牡蠣・海苔等の海業を基盤とした離島ならではの生業と文化伝統を育むコミュニティを形成してきました。
東日本大震災は甚大な被害をもたらし、過疎高齢化が急速に進んでいます。保全・防災対策と生業・文化伝統の継承といった復興と、地域活性化の両面において4島が連携する新たなコミュニティ作りが求められています。
浦戸諸島の里海・里山における生業や文化伝統の復興・保全・活用・継承を可能とするため、キー人材の発掘と組織化による各分野の活動の活性化を図るとともに、新たな若手担い手の育成を目的とする交流と学習、その成果を生かした各種の実践活動に取組んでいます。復興の先を見据えた新たな離島コミュニティの創出に着手しようしています。